TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2016.11.16

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| 早いもので2週間が経ちました・・・ |

菜園の様子

日ごとに寒い寒いと言っていませんか?
そうですね。とても寒い。あぁ寒い。
でも、厳寒期はこんなものじゃないはず!
でも意外と暖かかったり?
去年がどうだったかなんて、はっきりくっきり覚えている人なんていませんよね。
あるのはデータだけで、肌感覚を来年に伝えるにはどうすればいいだろう・・・。日記?

この菜園日記がそんな肌感覚を伝える記録である為に!
今の寒さを伝えるなら・・・確かに寒いけど、我慢できる寒さ!心地の良い寒さなのです!と記しておきましょう。
でも、畑自体は寂しくなってきました。
緑の量が足りない。緑に飢える・・・とてもとても寂しい季節を迎えようとしています。

けれど、何度も言っているように、それは目に見える気配が少なくなっただけの話で、ちゃんと探せば春を待つ生命の気配を感じるんです。
だから寂しい冬も、意外と賑やか。
パッと見た感じは、燃え尽き症候群のような印象かもしれませんけど・・・少し目を凝らしてみると・・・

菜園の様子

あ、ちゃんとタマネギが育っています!
タマネギを植えて、早いもので2週間が経ちました。
前の前の日記を見てみてください。
少し生長しているのがわかるでしょうか?
玉になる部分も少しふっくらしていて、一丁前にタマネギです。

菜園の様子

ほら、タマネギ。
ただのネギだとお思いかも知れませんが、確かにタマネギの面影があるんです。
あー、ネギも育てているから、そっちの写真も撮っておけばよかった・・・。反省。

菜園の様子

大麦は発芽して1週間が経ちました。
生長が早いねぇ~。
ここまではとうもろこし等のイネ科と大差の無い生長っぷり。
初めて育てる麦。一体どんな生長をしていくのか・・・楽しみですねぇ~。

そんな自然菜園。
だんだん寒くなってきて、イモムシ・カタツムリ・バッタ等の虫達の勢いも落ち着いてきています。
なので、ハクサイの虫取りも大分楽になりました。
けど、いないのを探すよりも、いるのを探す方が気持ち的には楽で、ちゃんと見れるんですよね。
いないなぁ~・・・が続くと、もう大丈夫かな?という考えが強くなって、ざっとフンが無いかチェックするだけになってしまう。
虫の勢いがある時は、絶対いるの考えの下、フンがあろうがなかろうが葉っぱ一枚一枚を入念にチェックするわけで・・・。
今は虫が少なくなったなぁと感じているので、すぐ虫チェックが終わります。

でも、あの厳しい虫達の猛攻を思えば、いつまでもそんな勢いが続くわけないなぁと
その季節季節でチェックするべきポイントがあることを段々わかりかけている自然菜園生活なのでした。

| へびにあしをかくごときはなし |

今年はショウガの出来がとても良くて、それはもう見事なもんでした。
僕は種ショウガを地面に埋めただけだったけど、何故かショウガは見事に育ちました。
しかし一箇所だけ芽を出さなかった場所がありました。
元から種が悪かったのか、雨続きで腐ってしまったのか、虫にやられたのか・・・原因はわかりませんが、何個か植えると、まぁ何個かは上手くいかないもんなんです。
カルガモのヒナも全てが大人になれるわけじゃなく、イモムシたちも全てが蝶になれるわけじゃない。
勿論、人間だって皆が大人になれるわけじゃない・・・悲しいけれど、それが生命としての宿命でもあるのんです。
そんな中で、スクスク育ったショウガは、本当に良く育ってくれました。
でも、ショウガって使いきれるのかなぁ?
で、作りましたショウガシロップ。
これがとっても美味しくて、手づくりジンジャーエールを楽しんでいます。
昔、ジンジャーエールにはショウガが入っていると聞いて、そんな馬鹿なことがあるかいな。と思っていたんですが、本当にショウガが入っていたんだなぁと子どもの頃の疑問がバッチリ解決した瞬間でもあったのでした。
ショウガの入ったジンジャーエール、美味い!