TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2018.03.28

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| じゃがいも畝の畑作業! |

春!爛漫!
には、まだ遠いけれど、ようやくサクラの花が咲き始めました。
なので、ジャガイモを植えるぞ!

菜園の様子

前回、一つも芽が出ずに腐らせてしまった苦い思い出のあるジャガイモ・・・。
去年の反省を活かし、今年こそ!見事なジャガイモを収穫してみせる。
そんな決意を抱いて、ジャガイモを植える畝の草を刈って、土をむき出しにしました。
そこから3日くらい、環境を馴染ませた方がいいかなぁ・・・なんて思いながら、
あまり考えずに、本日ジャガイモを植えます。

菜園の様子

まずは深さ約15cmの溝を掘ります。
自然農法では、土寄せをして土をいじる事を避ける為、深めに植えるそうです。
でも、ジャガイモを植える為に、土を掘っているこの行為は、何も変わらないと思うけどなぁ・・・。
モグラの通り道が、沢山ありました。
そろそろ姿を見せてくれてもいいんですけどね。

菜園の様子

掘った溝に、ジャガイモを植えます。
大体30cm間隔。

ジャガイモは、種芋を購入後、1週間ほど日光に当てて、
さらに芽の密集しているところを切り取って、さらに5日ほど日光で切り口を乾燥させた物を、
切り口を下向きにして置きます。

しかし、同じ人が出した新しい本には、切り口は上向きに・・・と書いてありました。
あらら。
切り口が下向きだと、芽が出やすくて、上向きだと芽が出にくく強い芽しか発芽しない・・・と言うことらしい。
なんとしても、芽が出て欲しい今回は、切り口が下で良かったかな・・・。

菜園の様子

並び終えました!
この様子だけ見れば、成功する未来しか見えないのですが、
去年は失敗したんです。
今年は、去年よりも1週間ほど遅く、ちゃんとサクラの開花を待ったので、
時期的にも早くも遅くも無いバッチリなタイミングだと思っています!

菜園の様子

土を被せて・・・
本日の作業は終了です!

土を踏みつけて、芋と土を密着させようかと思ったのですが、
それだと息苦しいかなぁ・・・と思って、少しだけクワでペタペタするだけにしました。
前回は、この後、土に草を被せたのですが、これも良くなかったと思いまして、
今回はこのまま、土がむき出し状態で、土の温度を上げる事を意識しております。
暫く、雨が降る予定も無いので、種芋も腐らずに、発芽してくれるはずです!

乞うご期待!

| へびにあしをかくごときはなし |

ジャガイモを植える為に、土を掘ってみると、
あるわ、あるわ。
モグラのトンネル。
モグラのトンネルには、ネズミが通る。
ネズミが通ると、野菜をかじる。
サツマイモ、ジャガイモ、その他根っこ・・・。
モグラは良くても、ネズミは困る。
だからと言って、モグラ獲りを置くほど、目の敵にはしてない悠長っぷり。
でも、収穫した野菜が綺麗じゃなかったら、やっぱり嫌なので、
毎年、どうしたもんかいなぁ・・・と、思ってはいました。
モグラのトンネルは必ず、外界に通じる入口があるんです。
モグラは土の中で生活しているから、外界への入口なんて、必要なさそうだけど、
きっと外界でも何かしているんじゃないだろうか・・・。
なので、その入口を見つけたら、塞ぐ様にしていました。
ですが、次に畑に行った時には、塞いだ土を綺麗に退けて、やっぱり穴が出来ているんです。
そこで、今度は入口を防がず、草などで隠れない様にして、むき出しにする事にしました。
こうすると・・・天敵のヘビが、モグラトンネルへ侵入して、モグラを食べるのではないかと・・・
生き物は、隙あらばって所があるので、そうしていると、いつかはモグラの数も落ち着くのではないかと・・・。
そんな風に考えております。
生き物達に会いたくて、始めた自然菜園でもあるので、毎年毎年、年を重ねるごとに、生き物の気配が増えているのを実感できて、
嬉しく思っているのですが、菜園である以上、美味しい野菜も収穫したいので、
生き物達とも上手く付き合って行きたいと、毎年毎年、そう思うのです。
ヘビに頼るモグラ対策・・・果たしてどうなるのでしょうか・・・。
そもそもヘビはモグラを意識的に狙うのでしょうか・・・。
後、去年はカヤネズミも畑に巣を作ったので、今年も作ってくれるのだろうかと、期待しています。
でも、それはまた別のお話です。