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| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2017.11.15

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| その後の、タマネギ |

皆さん、おはようございます。
前回はタマネギの苗を定植しました。
今回は、その後の様子をお伝えいたします。

菜園の様子
菜園の様子
菜園の様子
菜園の様子

一番下の2枚が、2日前のタマネギ苗です。
前回の定植した直後の苗と違って、葉が少し重力に逆らっているのがわかります。
と、言う事は、根を新しく張って、地面に定着出来ている事がわかります。
定植した苗の大きさで、やっぱり初期の生育スピードに差があるようですが、
どの苗も根は定着しているようなので、ひとまず安心です。

毎年、何株かは生育不良が起きたり、虫被害にあったりして、駄目になるので、
そんな事が起きても、そこは仕方が無いと、受け入れましょう。
駄目そうな株は、引っこ抜いて、畑の肥やしにすると、無駄にならずに済みます。
でも作物残渣(収穫した際の、取り除いた葉っぱ等)は、野生動物を呼び寄せる事もあるので、
日頃から野生動物被害があるところは、少し考え物です。
でも残渣よりも、実際の作物の方が魅力的なので、残渣自体を深く考える必要はない気がします。

菜園の様子

ハクサイ畝の全体像。
少し詰まった物から順次収穫中!

早め早めの収穫が、収穫時期被りを無くす。
売り物だったら、ある程度まとまっていた方がいいのだろうけど。
自家消費なら、少しづつ早めに収穫した方がいいです。
若い野菜の特有の美味しさから、少し育ってきたハリのある美味しさ・・・。
一つの野菜でも、味わいが違ってくるんです。

菜園の様子

相変わらずのキャベツ。
段々、中心の葉が巻いてきてはいるものの・・・。
変化がゆっくりです。
でも、野菜は突然、ぐーんと生長する事もあるので、そこに期待。

| へびにあしをかくごときはなし |

僕のお借りしている畑は、隣がすぐ道路で、風情もへったくれもないのですが、
そのお陰で、野生動物の被害は、今のところ、ほとんどありません。
裏手の方にも、山が無く、野生動物が訪れるには、少し危険な立地条件になっていまして、
現在でも、畑を荒らされたと言う事はないのです。
気をつけるのは、そんな事を気にしない、鳥達・・・とりわけカラスです。
けれど、作物に網袋を被せたりするだけで、被害を防げるので、大した労力ではありません。
しかし、これが、すぐ隣が山の畑の場合・・・
畑作業はより大変なものになります。
まずは、畑を守る柵が必要になります。
有刺鉄線、鉄柵、電熱線・・・。
方法は色々ですが、畑に簡単に入れないような対策をしなければ、恐ろしいことになるのです。
裏手が山の家に住んでいる方の話を聞くと、この時期、鹿の鳴き声が響いてくるそうです。
調べてみると、秋は鹿の恋の季節だそうで、オスの鳴き声がよく聞こえるようです。
そんな鹿と、ばったり鉢合わせしそうな場所の畑は、なかなか気が抜けません。
毎回、畑に行く度に、柵が緩んでいないかを確認しなければいけません。
少しでも隙を見せてしまうと、鹿はそこから侵入して・・・。
畑を丸裸にしてしまうんです。
なので、野生動物がやってきやすい場所と言うのは、僕的には大歓迎ですが、
畑をする上では、気苦労が一つ増えて大変なんです。
でも、ここが解決出来れば、ヒトと動物達との共生も、かなり進歩した物になると思うんですが・・・。