TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2017.09.27

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| ハクサイを振り返る |

皆さん、おはようございます。
先週は個展の真っ只中でしたので、隙間時間で畑には行っていたのですが、菜園日記はお休みしてしまいました。
2週分を振り返るという意味でも、今回は自然菜園の冬のメイン、ハクサイの生長記録を遡ってみたいと思います。

らーらーら ららーらー ららー ららー らららーらー

菜園の様子

発芽したばかりのあの頃。

菜園の様子

本葉を生やし、ハクサイへの階段を踏み出した。

菜園の様子

毎日、葉っぱを1枚づつ増やして。

菜園の様子

日々、大きくなる姿に。

菜園の様子

ハクサイの影を感じてた。

菜園の様子

広い畝に小さなハクサイ。

菜園の様子

毎日毎日大きくなった。

菜園の様子

お隣さんと近づいて。

菜園の様子

だんだんハクサイらしくなる。

菜園の様子

葉っぱが大きく広くなり、お隣さんと近づいた。

菜園の様子

それでも、まだまだ大きくなって、

菜園の様子

畝の方が狭く感じる。

| へびにあしをかくごときはなし |

今回は、ハクサイの発芽から現在までの様子を振り返ってみました。
いつもあの小さな種から、ここまで大きくなるもんだと思うんですが、
種はあくまで発芽する為のパワーを溜め込んだもので、
ここまで大きくなるのは、生長していく根と葉っぱのパワーなんですよね。
写真で見る限り、綺麗に育っているハクサイですが、
結構虫食いがあります。
青虫被害は少ないのですが、ダイコンサルハムシと言うハムシの被害が大きいです。
このハムシ、ほっておくと、かなりの数になって葉っぱを穴だらけにしてしまうので、
早め早めの対処が必要です。
ダイコンサルハムシは葉脈付近に卵を産みます。産まれた箇所は黒っぽくなっていて、
突くと、中から黄色い卵が出てきます。
なので、黒くなった部分を細い物で、突く事で卵を潰してしまう作戦が効果的。
と言っても、一つ一つ葉の裏をチェックして潰していくので、結構手間です。
最近の畑作業は、この虫チェックが大半で、ここを乗り切れば、綺麗なハクサイが手に入ります。
さらに卵だけでなく、ハムシ自体も取り除かなければ、また卵を産まれてしまいます。
しかし、このハムシ、危険を察知すると、ぽろっと葉から落ちて、隙間に逃げていくのです。
そこで、畑の泥を水で溶いて、ドロドロ液を作り、割り箸か何かの先にドロドロ液をつけて、トリモチ方式でハムシをキャッチすると楽に取り除く事ができるんです。
取ったハムシはそのままドロドロ液の中に突っ込んでしまえばいいのです。
そんなわけで、毎日ハムシを取り除いているのですが、3日も経てば、またハクサイにハムシがいて、しっかり卵を産んでいます。
このイタチゴッコに負けるわけには行かず、それでも毎回取り除く!これが無農薬の手間と言う奴です。