TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2017.07.05

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| イチゴの特等席 |

皆さん、おはようございます。
今回は、来年のイチゴの準備と、大きくなってきたスイカの保護を行いました。

菜園の様子

イチゴは親株から次の子孫を生やしてどんどん生育範囲を広げていきます。
その三男と四男をポットに乗せて、特等席を用意してあげます。
この子達が来年のイチゴ苗となるわけです。

この次の子孫を伸ばすツルをランナーと言って、今の時期は親株から無数のランナーが伸びています。
なので、畝が込み合って、どれが三男、四男、三女、四女か、わからなくなる事が多々あります。
だから、太くたくましいランナーだけ残して、細いランナーは切ってしまった方がいいそうで・・・
次に畑に行った時にする予定です。

菜園の様子

スイカはこぶしよりも大きくなっています。
ネットを被せて、実の下に魚や肉が入っていたトレーを敷いてあげます。
畑に行く度に、少し転がして全体に太陽が当たる様にしています。
今のところ、特に問題はないので、この感じで行けばスイカも無事収穫できそうです。
黒小玉スイカという品種なので、成長するにつれて、どんどん黒くなっています。
小さい頃はスイカの模様があったんですけど、段々見えなくなってきました。

菜園の様子

トマトも初めに実った物が赤くなってきました。
収穫間近です。

菜園の様子

サツマイモと一緒に植えたゴマも花が咲いては実をつけています。
ゴマってこんな風に実るんだなぁと、初めて知りました。
花の隣のオクラみたい物に、ゴマが入っている・・・と思います。

菜園の様子

トウモロコシの様子です。
イモムシチェックを怠ってはいなかったのですが、しっかり茎の中に入られていました。
茎を裂いて、中のイモムシを引きずり出せばいいのですが、茎の切り方が悪いと、その後の生育に悪影響が出る為、 少し穴を大きくして、イモムシを圧死させるべく、草を抜き差ししていました。
実際にイモムシを退治出来たかは、次回に行った時にわかる・・・はずです。

菜園の様子

そんな畑の帰り道。
ヒヨドリが何かを地面に叩きつけておりましたので、カメラで撮っておきました。
見直すと、バッタを咥えてました。
何度も何度も地面にバッタを叩きつけて、弱らせてから食べる。
活きが良すぎると、食べるのも危ないんだろうなと思い、ふと踊り食いって結構危ないんじゃないかと思いました。

| へびにあしをかくごときはなし |

トウモロコシに進入するアワノメイガ。
トウモロコシの雄花を目印にやってくる。
だから雄花をチェックしていれば、進入を防ぐことが出来ると思っていたのですが、
それはあくまで目印にやってくると言うだけで、最初に雄花を狙う・・・と言うわけではなかったのです。
そう雄花が駄目なら、茎を先に食らってやると、
早速やられてしまったわけです。
雄花自体にはアワノメイガの食痕が無かったので、油断しました。
何度もグルグルとトウモロコシを見渡してはいたけれど、侵入者は、2cmくらいの小さなイモムシ・・・。
僕の目をスルリと抜けて、美味しいトウモロコシを食していたわけです。
で、このアワノメイガ。
トウモロコシを食べているので、食べると、ほんのりコーンの味がするそうです。
でも、イモムシを食べるのかぁ・・・。
このなんとも言えない嫌な気持ちは、一体いつから芽生えるのだろう。
物心ついた時からなのか・・・。
小さい頃からイモムシを食べていれば、それに対して嫌悪感を抱く事もないんだろうなぁと思うと、
いかに綺麗に生かされてきたかが身に沁みる・・・。