TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2017.06.07

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| 新しいお客様 |

皆さん、おはようございます。
今日は8日の木曜日。本当は昨日に更新する予定だったのですが、一日中しっかりとした雨だったので、本日の更新となりました。

前回は、畑で出会ったお客様をご紹介しましたが、なんと今回も新規のお客様がおりましたので、ご報告したいと思います。
でも、それは記事の最後の方で・・・。

菜園の様子

梅雨入りまで、まだ先かなぁなんて思ってたら、昨日の雨で梅雨入りだって言うじゃないですか。
雨が降る前に言ってくれないと、梅雨入り前の準備が出来ません・・・。
と、言う事で、本日急いで梅雨入り準備をしてまいりました。

と、言っても草を刈って株元に敷いただけなんですけどね。
梅雨を乗り切れば、野菜達も一気に生長することでしょう・・・。梅雨を乗り切れればね。

上の写真は、元気に育っているカボチャの様子です。
今のところは何事も無く元気だと思います。

菜園の様子

こんな感じに、とうもろこしと枝豆と一緒に植えています。
地面をかぼちゃが覆い、上にとうもろこしが伸びる・・・とても理に適った混植です!

菜園の様子

同じくウリ科のスイカの様子。
初めて育てるので、これが良いのか悪いのか、まだわかりません。
4株ある内の1株が既に生育不良を起こし枯れてしまいましたが・・・他の3株はまだ元気・・・そうなので、頑張ってもらいたいです。

菜園の様子

イチゴの実の収穫が終わり、イチゴ達は新たな子孫を残そうと、ランナーを伸ばしています。
このランナーをポットに移住させ、新たに育てた物を秋の終わりに植え替えるのです。
なので、スクスク育ってもらいたいものです。

菜園の様子

トマトも花が枯れ、実が着いてきました。
この感じはミニトマト・・・なはず。

菜園の様子

同じナス科のナスの生長はゆっくりとしたものです。
そんで、わき芽がごちゃごちゃしていて、ちょっと良い生長とは言いがたい気がしますが、特に目立った不調もないので、今後の動向を見守りたいと思います。

菜園の様子
菜園の様子

| へびにあしをかくごときはなし |

上の2枚の写真をご覧ください。
一枚目、中央右寄りに枯れた草が見えませんか?
それも何だかまあるい様な・・・。
今日、畦の草を刈っていたら、見つけた枯れ草の球体。
何かの動物の巣で、何度か見つけた事があるのですが、その度に中は空っぽでホッとしたものでした。
が、今回!しっかりと2匹の赤い小動物が包まれていたのです・・・。
やってしまった・・・と、そう思いました。
2枚目の写真。
引いて撮った物です。こんな感じに葉ネギとホウレンソウを育てている畝の横の畦・・・。
誰がここに巣があるなんて思うでしょうか・・・。
この3年、そんな気配なんて無かったので、安心して草を刈っていたら、今年はしっかり来客がいたのです。
間違って鎌で巣を刈らずに済んだのが不幸中の幸い。
で、この巣の持ち主なんですが、ネズミです。
でもドブネズミではありません。そう、カヤネズミです。
普段はイネ科の植物が密集したちょっと高めの位置に巣を作るものだとばかり思っていた為・・・
確かに巣があったのはイネ科の植物の周りでしたが、あまりに地面スレスレな場所だったので、こんなところに巣があるなんて思わなかったんです。
が、カヤネズミが巣を作ったと言う事は、この菜園が動物達にとってもいい環境!と言う事なのかも知れません。
そんな事を思いながら、どうしようどうしようと・・・考えた結果・・・。
巣の周りに刈った草を寄せて、巣を隠して、親に「何も起きてないですよ」「安心して帰って来てください」と言う意思を残しておきました。
親が帰って来て、何事も無く世話をしてくれればいいのですが、警戒して巣を放棄する可能性もあります・・・。
もう1つ、持ち帰ると言う手段もありましたが、世話の仕方もわからない、世話にかかりっきりになれるわけでもない、大人になった時の今後の保障も出来ない・・・
それに巣が襲われる事も無いわけじゃない。それが今回人間で、巣は無事なわけで、巣から子どもの鳴き声がすれば、きっと親は戻ってくる・・・
そう信じて、周りを整えて畑を後にしました。
巣の近くで畑作業をしていると、子どもの鳴き声がしていて・・・いたたまれなくなって、お母さん早く帰って来てくれーと心の中で叫んでいました。
なので、畑作業もさっさと切り上げて、お母さんが安心して帰って来られる様にしました。
暫くは、畑に行っても、そっとしておこうと思います・・・。