TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2016.11.30

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| 踏むって、一体どうやって? |

菜園の様子

畑の様子~。
春の野草は、春に芽吹くわけじゃなく、夏草の勢いが衰えた頃から徐々に芽吹き始め、冬を越すことを選ぶ。
と言う事で、現在畑では春の野草達が、その姿を見せてくれています。
春にも咲いて、秋にも咲いて、種を残して、また春に芽吹くって言う植物もいるだろうけど・・・
と、考えると生きる事の多様性を感じる・・・ですが、これをどう人の世に生かしていけるんだろうか・・・。
んー・・・。

菜園の様子

大麦も寒さ厳しくなる中、スクスク生長中!

菜園の様子

これだけ見ると、いつも畑に蔓延るイネ科の雑草にしか見えない。

そして、こんだけ育った大麦に今日は試練を与えなければいけないのです。
麦踏です!
その名のとおり、麦を踏み踏みする・・・んだよね?
本当に踏んでいいの?
どのくらいの強さで?
えぇぃ、ままよ!

菜園の様子

あぁー!
踏んじまった。
大丈夫かな?
踏んだら踏んだで、一回でいいのかな?なんて思って、二・三回踏んでしまいました。

菜園の様子

踏まれた・・・
痛ましい姿。

ですが、植物は踏まれたぐらいでは、びくともしません!
・・・よね?
麦は踏まれることで、根っこが発達し、背丈が伸びた時に倒れにくくなる・・・そうです!
そう、これは大麦の生長を願ってのこと・・・。
心を鬼にして、試練を与えたんです。

そして、この麦踏・・・
一ヵ月後にまた行われるのです・・・。
ドッキドキの麦踏・・・大麦のその後の生長を見守っていてください。

無事に育てー!

| へびにあしをかくごときはなし |

お腹の調子がいと悪し。
お腹の調子がいと悪し。
思い返せば、ここ数年。お腹の調子がいいなぁ!なんて事は無かった気がします。
特に、何かを食べた後は、すこぶる悪い。
これは腸内環境が良くないのかしら。
年月を重ねるごとに、生命としての機能が低下していく・・・
動物達もきっとそうなんだろう。
けれど、動物達の様子からはそんな気配が感じられない。
きっとギリギリまで耐えているんだろう。
弱さを見せる事は、他の生命に狙われる事。
動物達の姿に、生きる事への圧倒的な迫力を感じるのは、いつも極限状態の姿だからなのかもしれない。
そして、いつかは死と直面する。
冬は生命にとって厳しい季節。
耐えられない生命も沢山いるのだと思うと、否が応でも死について考えてしまいます。