TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2016.08.03

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| 畑に夏の気配が消えていく |

夏真っ盛りです。
とてもとても暑い日々が続いていますが、畑では秋に植える野菜の準備が始まっています。
お盆の終わり頃から、畑は秋の姿へと変貌していくのです。

そんなわけで、あれだけあったとうもろこしを片付けました。

菜園の様子

スッキリ!
とうもろこしが醸し出していた夏の気配が一気に消えて、さつまいもが暴れ放題な秋に向かっている畑となっています。
今の時期はニンジンを植える頃・・・と言う事で、少し前にニンジンの種を蒔いています。

菜園の様子

ニンジンは発芽が難しくて、蒔いても全てがきちんと発芽することは、あまりないです。
ここら辺は、まだまだ経験不足なのですが、ちゃんと発芽した1株がありました。
一株じゃ、種まきは失敗なのですが、暫くしたら、他の子もちゃんと発芽する・・・はずなのです。

こんな小さな芽が太くたくましいニンジンになるんですから、生命の凄さを感じずにはいられません。
そんなたくましい生命力を、僕達は食べて命の糧にしているんです。
ちゃんと育てて、いいニンジンになって欲しいものです。
ニンジンはしっかりと育ったことが無いので、なかなか不安ですが・・・

| へびにあしをかくごときはなし |

いつか実現したい目標の話。
僕の住んでいる県は、知っている人は知っている、コウノトリで有名な場所がある件なのですが、
僕の住んでいる市のことではないのです。
けれど、近からず遠からずの場所ですので、環境さえ整えば、僕の市にもコウノトリがやってくる可能性があると思うのです。
だから、環境を整えて、コウノトリが飛来してくる地域になってくれたらなぁと、常々思っています。
けれど、田んぼのわき道を通ると、農薬を撒いている姿を良く見かけます。
そんな姿を見ていると、僕の願いは夢物語で終わってしまいそうな・・・そんな恐怖感が芽生えてしまいます。
まだ何の行動も起こせていないのですが、いつしか僕の畑にコウノトリが飛来してくれたら・・・
それが一つのきっかけとなって、コウノトリ運動が広まっていくのではないかと・・・
僕はこの小さな畑でコウノトリが来るのを待っているんです。
ただ、コウノトリという生物の事を考えると、こんな小さな畑がいくら生物多様性に富んで、環境的に良くても、
広さが無い時点で、見向きもされない可能性が大なのです・・・。
そんなわけで、僕のコウノトリ物語はまだまだ先の見えないお話なのです。