TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2016.07.20

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。

| 雨雨雨の連続で |

先週は雨模様が続き、畑にはイモムシ退治だけ行っていました。
なので、草が伸び放題
これをホッタラカスト、野菜と他の草に均等に栄養がいってしまい、野菜の生長が悪くなってしまいます。

農作業というのは、植えた野菜に、より多くの栄養を届ける作業なのです。

菜園の様子

便宜上、雑草と呼ばせてください!
雑草が伸びています。今回はこれを綺麗にします!

菜園の様子

書く内容は、まったく違いますけどね。
とうもろこしの葉に、アマガエルが佇んでいます。
とうもろこしは花粉が凄くて、その残骸が葉に溜まっているのですが、
アマガエルの上唇のにそっと乗っかっています。

人間なら、何か付いているだけで、気になっちゃって取ってしまうところです。
とうもろこしにアマガエルはたくさんいて、とうもろこしに限らないのですが、まぁよくいます。

菜園の様子

これは違うアマガエルです。
とうもろこしの葉にそれぞれアマガエルが過ごしている株もあります。
とうもろこしマンションの住人のようです。

菜園の様子

アマガエルを見ている間に、草刈が終わりました。
どうですか!綺麗になったでしょう。
んー。たいして変わってない!

菜園の様子

とうもろこしも収穫時期を迎えております。
イモムシを丹念に取り除いたお陰で、とうもろこしらしいとうもろこしが出来ました。
弟が高校の時に使っていた自転車(今は私の愛車です)をバックに、収穫記念です。

と、雑草刈り取り作業が終わりました。
植物は葉の伸びた範囲に根を伸ばしているそうなので、
野菜の周りの雑草を刈り取ることで、その周辺の栄養分を独り占め出来るというわけです。
そうやって野菜に有利な状況を作ってあげるのが、農作業というわけで、雑草が嫌われている理由の一つでもあります。
雑草の刈り取り作業は、鎌を持って手作業で行っています。
このこじんまりとした畑でも、全部を鎌で刈り取ろうとすると、結構な労力ですが、
機械を使ってしまったら、機械を動かす燃料・・・機械を動かした時に出る排ガス・・・機械を使う時に味わう振動・・・
楽する為だけに払う対価が大きいように思います。
機械を使うと、振動が自分に伝わるのですが、それもあまり長時間受け続けるのは良くないみたいで、機械を使うのも、楽じゃないように思えるのですが・・・
それでも機械でやると、あっという間に終わる作業なんですよね。

| へびにあしをかくごときはなし |

とうもろこしの収穫が始まり、始まったら始まったで、すぐ終わります。
そしたらば、とうもろこしの株を刈り取って、次の野菜を植える準備をするわけで
とうもろこしの跡地には、ダイコンを植えるといいそうです。
とうもろこしを植えている場所はダイコンの跡地だったりするのですが・・・
昨年のダイコンは、あまり育たず病気が出てしまいましたので、
とうもろこしに土中を綺麗にしてもらおうと、植えた・・・とお話したこともあったと思います。
そんなわけで、ダイコンを植える予定なのですが・・・
このダイコンも虫取り作業が大変なアブラナ科の植物でして、
今から気分が重かったりするわけです。
その模様もこちらでお伝えすることになるわけですが・・・
農作業というのは、虫取りと雑草刈り・・・
人間にとって不都合を取り除く作業だと痛感しております。
それでも、これは最低限必要な大切な人の営みだと、僕は思うわけです。
人が少し関わった方が、生物の多様性は上がると言われていますしね。(場所によりますが)